人工嗅覚システムを用いたオリーブオイルの匂い識別
人工嗅覚システムを用いたオリーブオイルの匂い識別
カテゴリ: 全国大会
論文No: 3-128
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Olive Oil Odor Identification Using an Odor Sensing System
著者名: ZHANGYIFEI(九州大学),彭楠(九州大学),劉元昌(九州大学),小野寺武(九州大学),矢田部塁(九州大学),都甲潔(九州大学)
著者名(英語): Yifei Zhang (Kyushu University),Nan Peng (Kyushu University),Yuanchang Liu (Kyushu University),Takeshi Onodera (Kyushu University),Rui Yatabe (Kyushu University),Kiyoshi Toko (Kyushu University)
キーワード: 人工嗅覚|センサアレイ|ガスクロマトグラフィーカラム用固定相材料|匂いセンサ|artificial olfaction|sensor array|GC material|odor sensor
要約(日本語): 本研究はカーボンブラックと収着性の絶縁材料である GCMS の固定相材料(GC 材料)を複合した材料を用いた 16ch の人工嗅覚システムにより,異なるオリーブオイルの区別検知を行った。始めに,サンプルは¥170~2500/100 gのオリーブオイル四種類を選定した。そして湿度を30%,温度を120℃に設定を人工嗅覚システムで測定し,機械学習により識別した。その中で,PCA,LDAとUMAPの次元削減法を使った。その結果,PCAにより次元削減をしたところ分類器の識別率は全部53%以下となり,識別できない状態であった。LDAの場合はDTやRFの分類器を使って,識別率は100%になった。UMAPの場合,CNNにより機械学習を行った場合,精度 100%で識別に成功し,分類器の識別率は概ね87%以上を可能とした。今後,オリーブオイルの欠陥を識別することを目指す,サンプル数を増やす実験を予定である。
本誌掲載ページ: 178-179 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 322 Kバイト
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