電力変換装置における分流切欠きヒートシンク構造による温度ばらつき改善

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-003

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): The Improvement of Temperature Variation by Flow dividing Cutout Heatsink in Power Converters

著者名: 藤原伸人（東芝インフラシステムズ）,月成勇起（東芝インフラシステムズ）,野島秀一（東芝エレベータ）

著者名(英語): Nobuto Fujiwara (Toshiba Infrastructure Systems & Solutions Corporation),Yuki Tsukinari (Toshiba Infrastructure Systems & Solutions Corporation),Shuichi Nojima (Toshiba Elevator and Building Systems Corporation)

キーワード: くし形強制空冷ヒートシンク|沸騰冷却器|分流板|乱流促進板|comb type forced air cooling heatsink|ebullient cooling device|flow dividing plate|turbulent flow promoting plate

要約(日本語): 鉄道やエレベータ等の産業分野に用いられる電力変換装置は，パワー半導体モジュールの進化により，高効率化及び小型・軽量化が図られてきた。昨今は,高効率，小型・軽量化に伴う発熱密度の増加に対して，沸騰冷却器を用いてパワーモジュールの冷却を行っているものがあるが，冷媒に対する国際的な規制の強化により，将来的に使用が制限される可能性がある。そこで沸騰冷却器から，くし形強制空冷ヒートシンクへの置き換えを可能とするべく，性能向上検討と試作試験による温度ばらつきの改善を検討し，分流切欠きヒートシンク構造により冷却性能を向上，温度ばらつきの大幅な低減を確認した。

本誌掲載ページ: 5-7 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 448 Kバイト