ターンオン動作時のdV/dtとdI/dtの個別制御による伝導ノイズと損失のトレードオフ改善
ターンオン動作時のdV/dtとdI/dtの個別制御による伝導ノイズと損失のトレードオフ改善
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-012
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): The Trade-off Improvement Between EMI and Switching Loss by Individual Control of dV/dt and dI/dt During Turn-on
著者名: 諸熊健一(三菱電機),片桐高大(三菱電機)
著者名(英語): Kenichi Morokuma (Mitsubishi electric),Kodai Katagiri (Mitsubishi electric)
キーワード: 伝導ノイズ|デジタルゲートドライバー|コモンモードノイズ|ディファレンシャルモードノイズ|IGBT|conductive noise|digital gate driver|common mode noise|differential mode noise|IGBT
要約(日本語): 従来方式のゲートドライバで駆動したパワーモジュールの損失と伝導ノイズはトレードオフ関係にあり,dV/dtとdI/dtのどちらがコモンモードノイズ(ECOM)とディファレンシャルモードノイズ(EDIFF)に影響するかを切り分けることが困難であった。今回,dV/dtとdI/dtを個別に制御し,ターンオン時のECOMとEDIFFへの影響を検証した。試験ではデジタルゲートドライバを用いて損失を保ちつつ,dV/dtとdI/dtを個別に制御し,窓関数を用いてターンオンとターンオフを切り分けつつ,分離器で伝導ノイズをECOMとEDIFFに分離して測定した。その結果,dV/dtはECOMに,dI/dtはEDIFFに相関することを実証した。この結果から,dV/dtとdI/dtを個別に制御することで,損失同等でECOM,またはEDIFFを低減することができる。
本誌掲載ページ: 20-22 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 869 Kバイト
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