USPMで構成する単相FB-MMCのセル開放故障検出を用いたFRT動作検証
USPMで構成する単相FB-MMCのセル開放故障検出を用いたFRT動作検証
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-030
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Fault Ride-Through control using cell-open fault detection method for single-phase FB-MMC configured with USPM
著者名: 本池竜也(長岡技術科学大学),芳賀仁(静岡大学)
著者名(英語): Tatsuya Motoike (Nagaoka University of Technology),Hitoshi Haga (Shizuoka University)
キーワード: 単相FB-MMC|フォルトライドスルー|故障検出|ユニバーサルスマートパワーモジュール|Single-Phase Full Bridge Modular Multilevel Converter|Fault Ride-Through|Fault Detection|Universal Smart Power Module
要約(日本語): 近年,パワエレ応用の拡大普及に簡捷に対応するため,電力変換器の構成要素を集積化するUSPMが提案されている。また電力変換器の構成として多用されるMMCでは,セル多段化に伴う故障点増加によりFRT制御が求められる。本稿では,USPMで構成された単相FB-MMCにおけるFRT制御の内,故障セルの検出手法について検討する。提案手法では,一般にMMCの制御で用いられるセルコンデンサ電圧及びアーム電流に,セル出力電圧を加えた3つのセンサの値を用いてスイッチング素子開放故障を生じたセルを特定する。実験により,想定されるいずれの故障ケースにおいても故障セルを特定し,FRT動作を達成したことで提案手法の有効性を確認した。
本誌掲載ページ: 49-51 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 884 Kバイト
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