Δ-Y結線変圧器を用いた三相SR-SAB DC-DCコンバータの零出力電力を実現するパラメータ決定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-040

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Parameter Determination for Zero Output Power of Three-Phase Secondary-Resonant Single-Active-Bridge DC-DC Converter Using a Δ-Y Connected Transformer

著者名: 福島健仁（名古屋工業大学）,西尾敦志（名古屋工業大学）,武道宏平（名古屋工業大学）,竹下隆晴（名古屋工業大学）

著者名(英語): Takehito Fukushima (Nagoya Institute of Technology),Atsushi Nishio (Nagoya Institute of Technology),Kouhei Budo (Nagoya Institute of Technology),Takaharu Takeshita (Nagoya Institute of Technology)

キーワード: DC-DC コンバータ|SR-SAB コンバータ|三相システム|EV バッテリー充電器|DC-DC converter|SR-SAB converter|three-phase system|power converters for EVs

要約(日本語): 本論文では，電気自動車の急速充電インフラ用の電力変換器として提案している，Δ-Y 結線変圧器を用いた絶縁型 SR-SAB DC-DC コンバータにおいて，零出力電力を実現する回路パラメータを設計する。提案回路は，トランス周波数の変化によって出力電力を定格電力から大きく低下できることがわかっているが，零まで低下できるかは回路パラメータに依存する。零出力電力を実現することは，回路の実用性向上に不可欠であるため，入出力電圧，及び絶縁トランスの巻数比に着目し，零出力電力を実現する条件を導出する。導出した条件下で実験検証を行い，提案回路で零出力電力が実現できることを確認した。

本誌掲載ページ: 68-70 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 423 Kバイト