スイッチング休止期間可変空間ベクトル変調駆動PMSMのトルクリプル・騒音評価

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-053

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Torque Ripple and Noise Evaluation of PMSM Driven by Variable Switching Pause Period Space Vector Modulation

著者名: 河原崎慶太郎（東京理科大学）,星伸一（東京理科大学）

著者名(英語): Keitaro Kawarazaki (Tokyo University of Science),Hoshi Nobukazu (Tokyo University of Science)

キーワード: 永久磁石同期モータ|スイッチング休止期間可変空間ベクトル変調|三相インバータ|トルクリプル|騒音|二相変調|permanent magnet synchronous motor|variable switching pause period pulse width modulation|three-phase inverter|torque ripple|acoustic noise|discontinuous pulse width modulation

要約(日本語): 永久磁石同期モータ（PMSM）駆動用2レベル三相インバータにおける各相のスイッチングの休止期間を設計可能な変調法として，スイッチング休止期間可変空間ベクトル変調（VSPPPWM）が提案されている。そこで本稿では，実機検証においてVSPPPWMと代表的な変調法にPMSMを駆動した場合のトルクと騒音の周波数スペクトルをそれぞれ比較した。一般的な空間ベクトル変調と比較してVSPPWMの非対称な変調波形により，トルクの高調波成分は空間高調波による周波数以外にも発生することでリプルが増大した。また，VSPPPWMの騒音におけるスイッチング周波数成分はスペクトル拡散され，周波数ピークを抑制できることを明らかにした。

本誌掲載ページ: 89-91 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 323 Kバイト