多パルス整流器とインバータの対地電圧およびコモンモードフィルタ設計に関する検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-067

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): A study on Ground Voltage and Common-mode Filter Design of Multi-pulse Rectifier and Inverter

著者名: 吉竹徹真（川崎重工業）,中村勇斗（川崎重工業）,吉川直樹（川崎重工業）,吉原丈裕（川崎重工業）

著者名(英語): Tetsuma Yoshitake (Kawasaki Heavy Industries, Ltd.),Hayato Nakamura (Kawasaki Heavy Industries, Ltd.),Naoki Yoshikawa (Kawasaki Heavy Industries, Ltd.),Takehiro Yoshihara (Kawasaki Heavy Industries, Ltd.)

キーワード: 多パルス整流器|インバータ|対地電圧|コモンモードフィルタ|磁気飽和|Multi-pulse Rectifier|Inverter|Ground Voltage|Common-mode Filter|Magnetic Saturation

要約(日本語): 移動体向けの電力変換装置は，狭小なスペースへの搭載や燃費向上を達成するための小型軽量化や，故障リスクの低減のための信頼性向上が開発課題となっている。小型軽量化と信頼性の両立の観点から，多パルス整流器（コンポジット型18パルスATRU）および2Levelインバータを対象に，原理的に発生する対地電圧について近似式で表現し，実測結果と良好に一致することを示す。そして，インバータのコモンモードノイズ抑制のために適用されるコモンモードフィルタについて，対地電圧の周波数成分とフィルタの共振周波数の関係，対地電圧とインバータのPWM成分を考慮したコモンモードチョークの磁束密度の評価について述べ，コモンモードフィルタ設計の考え方を示す。

本誌掲載ページ: 114-116 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 615 Kバイト