検出電極を用いた電界結合方式非接触給電の負荷電圧推定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-082

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Load voltage estimation of Capacitive Power Transfer Systems with voltage detection plates

著者名: 畑峻治（三菱電機）,長谷川裕樹（三菱電機）,吉野浩行（三菱電機）

著者名(英語): Shunji Hata (Mitubishi electric corporation nagoya works),Yuki Hasegawa (Mitsubishi electric corporation),Hiroyuki Yoshino (Mitsubishi electric corporation)

キーワード: 非接触給電|電界結合|Wireless Power transfer system|Capacitive coupling

要約(日本語): 近年，自動搬送機や電気自動車への走行中非接触給電の開発が盛んである。電界結合方式は磁界結合方式と比べカプラ部を軽量化できることから，高速移動する小型搬送機への搭載では，積載量を増やせる点で有利である。また，送電側の電圧電流を検出し負荷電圧を制御することでバッテリーレスとなり，さらに積載量を増やすことが可能である。しかし，電界結合方式ではMHz以上の高周波で送電しており，共振電圧も高いため送電側での電圧電流の検出が難しい課題がある。筆者はこれまでに，検出電極と検出回路を用いて送電電極の電圧を検出し，等価的に負荷電圧を推定する手法を提案している（1）。本稿ではシミュレーションで確認していた提案手法の機能を実機検証することを目的に，評価用実機を構築して検出電圧の評価を行ったので報告する。

本誌掲載ページ: 138-139 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 320 Kバイト