交流通電時におけるリッツ線内の素線軌跡を考慮した等価回路モデルの実験的検証
交流通電時におけるリッツ線内の素線軌跡を考慮した等価回路モデルの実験的検証
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-093
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Experimental study of an equivalent circuit model considering the path of all strands in an AC current-carrying Litz wires
著者名: 髙田隆一(岡山大学),井上良太(岡山大学),植田浩史(岡山大学),金錫範(岡山大学)
著者名(英語): Ryuichi Takada (Okayama University),Ryota Inoue (Okayama University),Hiroshi Ueda (Okayama University),SeokBeom Kim (Okayama University)
キーワード: リッツ線|交流抵抗|銅損|等価回路モデル|非接触給電システム|Litz wire|AC resistance|copper loss|equivalent circuit model|wireless power transmission
要約(日本語): 近年,大容量非接触給電システムの実現に向けて,高周波数・高電流用の低損失な大容量リッツ線の開発が求められている。その一方で,リッツ線は,複数の銅素線が絡み合う複雑な構造であるため,内部の電磁現象を把握することが難しい。そこで近年,リッツ線内の素線軌跡を考慮した等価回路モデルが開発されたものの,等価回路モデルの精度や有効性は不明確であった。そのため,本研究では,市販されているリッツ線の等価抵抗を測定し,等価回路モデルの精度と有効性を検証した。その結果,数10kHzで動作する非接触給電用の大容量リッツ線の導体構造設計において,リッツ線内の素線軌跡を考慮した等価回路モデルが有効であることを明らかにした。
本誌掲載ページ: 153-154 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 961 Kバイト
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