大容量リッツ線に向けた構造設計に関する一検討
大容量リッツ線に向けた構造設計に関する一検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-094
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): A Study on the Structural Design for Large Capacity Litz Wires
著者名: 井上良太(岡山大学),髙田隆一(岡山大学),植田浩史(岡山大学),金錫範(岡山大学)
著者名(英語): Ryota Inoue (Okayama University),Ryuichi Takada (Okayama University),Hiroshi Ueda (Okayama University),SeokBeom Kim (Okayama University)
キーワード: リッツ線|交流抵抗|銅損|等価回路モデル|非接触給電|Litz wire|AC resistance|copper loss|equivalent circuit model|wireless power transmission
要約(日本語): 近年,大容量非接触給電システムの実現に向けて,大容量リッツ線の開発が求められている。その一方で大容量リッツ線は,数1000本以上の銅素線を束ねる必要があるため,導体内の電磁現象が非常に複雑となる。したがって,大容量リッツ線の導体構造に関する設計指針は不明確であった。そこで本検討では,リッツ線内の素線軌跡を考慮した等価回路モデルを用いて,大容量リッツ線の導体構造が交流抵抗に与える影響について検討した。その結果,1次サブケーブル(子撚り)の素線本数が少ないリッツ線は,各素線における自己および相互インダクタンスが揃うことで導体全体に均一な電流が流れるため,低損失化できることを明らかにした。
本誌掲載ページ: 154-155 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 985 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
