パワコンレス太陽光充電システムに関する考察
パワコンレス太陽光充電システムに関する考察
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-107
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): A Study on Power Conditioner Less Photovoltaic Charging System
著者名: 南和希(京都工芸繊維大学),劉柱利(京都工芸繊維大学),門勇一(京都工芸繊維大学),金井康通(エクシオグループ),西野裕也(エクシオグループ),塩澤守康(エクシオグループ)
著者名(英語): Kazuki Minami (Kyoto Institute of Technology),Zhuli Liu (Kyoto Institute of Technology),Yuichi Kado (Kyoto Institute of Technology),Yasuyuki Kanai (Exeo Group, Inc),Hironari Nishino (Exeo Group, Inc),Moriyasu Shiozawa (Exeo Group, Inc)
キーワード: 太陽光発電|再生可能エネルギー|直流マイクログリッド|Liイオン電池|パワコンレス|solar power generation|renewable energy|DC microgrid|Li-ion battery|power conditioner less
要約(日本語): 地球温暖化防止とエネルギーの自給自足化要求に対し,太陽光発電の需要が高まっている。しかし,太陽光発電は天候によって出力が安定しないため,パワーコンディショナー(パワコン)を導入して太陽光(PV)パネルと蓄電池を接続し,更に電力系統に接続して売電するシステム構成が多い。そのため,パワコンで電力損失を生じ,特に低出力時における電力変換効率が大きく低下する。この解決策として,パワコンを使わず,半導体遮断器を介してPVパネルと蓄電池を直接接続する研究を進めている。本報告では,PVパネルと蓄電池を直接接続するための条件を導出し,一部実測データを用いて回路シミュレータPSIM®により,その条件の妥当性を確認したので報告する。提案システムにおいて,PVパネル12直列で最高蓄電効率98.1 %となった。これは一般的なパワコンの蓄電効率に匹敵もしくは凌駕する効率である。
本誌掲載ページ: 177-179 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 542 Kバイト
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