LC複合素子を用いたローパスフィルタ
LC複合素子を用いたローパスフィルタ
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-129
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Low-pass filter with LC composite element
著者名: 掛布優希(信州大学),志村和大(信州大学),佐藤光秀(信州大学),水野勉(信州大学),松岡孝(日本ケミコン),長原和宏(日本ケミコン),小池将貴(日本ケミコン),小関良弥(日本ケミコン),川口颯太(日本ケミコン)
著者名(英語): Yuki Kakefu (Shinshu University),Kazuhiro Shimura (Shinshu University),Mitsuhide Sato (Shinshu University),Tsutomu Mizuno (Shinshu University),Takashi Matsuoka (Nippon Chemi-Con),Kazuhiro Nagahara (Nippon Chemi-Con),Masaki Koike (Nippon Chemi-Con),Kazuya
キーワード: ローパスフィルタ―|インダクタ|キャパシタ|ゲイン特性|Low-pass filter|inductor|capacitor|Gain characteristics
要約(日本語): フィルタ回路は身の回りの多くの回路に使用されている。特に今回の研究のテーマとなるLCローパスフィルタは,PC周りの電源など多岐で使用可能である。本論文では,ローパスフィルタ回路のフット面積低減のために,インダクタとキャパシタを1つの素子として形成するLC複合素子を提案した。実測の結果,LC複合素子のインダクタンスとキャパシタンスはそれぞれ400 nHと130 mFであった。ベンチマークとLC複合フィルタの実装面積はそれぞれ187 mm2と66 mm2であり,65 %低減された。周波数が100 kHzでLC複合フィルタとベンチマークのゲインはそれぞれ-23.9 dBと-17 dBであり,同程度の性能であった。
本誌掲載ページ: 216-217 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 340 Kバイト
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