認識性の高い車両挙動通知用電気刺激装置
認識性の高い車両挙動通知用電気刺激装置
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-207
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): High recognizable electrical stimulation device to notify vehicle behavior
著者名: 太田裕己(アドヴィックス),岡島駿斗(アドヴィックス)
著者名(英語): Yuki Ota (Research & Development Department),Hayato Okajima (Research & Development Department)
キーワード: 電気刺激|車両挙動通知|認識性|自動運転車両|車酔い|ヒューマンマシンインターフェース|electrical stimulation|vehicle behavior notification|cognizability|self-driving vehicle|car sickness|HMI
要約(日本語): 自動運転車両では車酔いが課題となる。酔い発症率を低減するには,直後の車両挙動を的確に通知する事が必要と考え,4種類の車両挙動情報(加速,減速,右旋回,左旋回)を皮膚電気刺激箇所の移動を用いる事で乗員に通知する手段の研究を行った。電気刺激装置は乗員の前腕に取り付けられる構造とし,8つの電極をマトリクス状に設け,一部の電極は+側ー側のどちらにも接続できるようにする事で,任意の箇所に刺激を印加出来るようにした。4人の被験者に対し,4種類の提示パターンをランダムに通知する認証実験を行った結果,ある特定の刺激パターンにおいて認識率が平均98%以上となる結果が得られた。この結果から,電気刺激を用いた車両挙動通知は十分可能であり,有用な手段であると考えられる。
本誌掲載ページ: 336-337 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 295 Kバイト
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