集中巻フェライト磁石モータの検討（第二報）-高トルク化に向けたロータ磁石配置及び高密度巻線の検討-

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-019

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Study on Magnet Arrangement and High Space Factor Concentrated Winding for Higher Torque of Ferrite Magnet Motor

著者名: 今村圭伍（川崎重工業）,植田一輝（川崎重工業）,柴山義康（川崎重工業）

著者名(英語): Keigo Imamura (Kawasaki Heavy Industries Corporate Technology Division),Kazuki Ueta (Kawasaki Heavy Industries Corporate Technology Division),Yoshiyasu Shibayama (Kawasaki Heavy Industries Corporate Technology Division)

キーワード: フェライト磁石|集中巻|磁石配置|高密度巻線|ferrite magnet|concentrated winding|magnet arrangement|high space factor concentrated winding

要約(日本語): 本研究では，ネオジム磁石の地政学的リスク解消に向けて，広い定出力特性・低トルクリプル・低温環境下での耐減磁性が求められる産業機器向けを対象に，レアアースフリーモータ（フェライト磁石モータ）の構造検討を行っている。本発表では，第一報で明らかにした小型化に有利な極数・スロットコンビネーションをベースとして，更なる高トルク化に向けたロータ磁石配置及び高密度コイルの適用について検討を行い，磁石をスポーク形に配置したIPM構造に高密度巻線を適用することで，磁石の減磁やコイル発熱量を悪化させることなく高トルク化（従来比1.2倍程度）を実現できることを示す。

本誌掲載ページ: 27-29 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 490 Kバイト