異常模擬モータを用いた永久磁石同期モータにおける相内短絡現象の実験的検証

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-032

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Experimental Verification of Inter-Turn Short-Circuit in Permanent Magnet Synchronous Motors Using Fault Simulation Motor

著者名: 鍋島隆太郎（立命館大学）,知場大聖（立命館大学）,清水悠生（立命館大学）,早田卓益（IHI）,内川拓也（IHI）,菅原寛生（IHI）,小林敏和（IHI）,川畑良尚（立命館大学）

著者名(英語): Ryutaro Nabeshima (Ritsumeikan University),Hiroto Chiba (Ritsumeikan University),Yuki Shimizu (Ritsumeikan University),Takumi Soda (IHI Corporation),Takuya Uchikawa (IHI Corporation),Hiroki Sugawara (IHI Corporation),Toshikazu Kobayashi (IHI Corporation),

キーワード: 異常模擬モータ|永久磁石型同期モータ|相内短絡|Fault Simulation Motor|Permanent Magnet Synchronous Motors|Inter-Turn Short-Circuit

要約(日本語): 近年，航空機の電動化が盛んに推進されており，永久磁石型同期モータを搭載した動力システムが開発されている。航空機では非常に高い安全性が求められ，故障現象の解析が重要になっている。そこで本研究では，各スロットに引き出し線を設けた永久磁石同期モータを用いて短絡現象を模擬し，相内短絡現象を実験的に検証した。結果として，短絡が生じている箇所に流れる電流と各パラメータとの関係を定性的に確認した。実験結果は理論式と同様の傾向を示すことがわかった。今後は，短絡現象の制御部へ影響や，短絡発生箇所による違いについて検討する。

本誌掲載ページ: 49-51 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,021 Kバイト