永久磁石同期機の固定子鉄心のかしめの短絡領域が渦電流損へ与える影響に関する研究
永久磁石同期機の固定子鉄心のかしめの短絡領域が渦電流損へ与える影響に関する研究
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-044
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Influence of Interlocking Short-Circuit Region in Stator Iron Core in Permanent-Magnet Synchronous Machines on Eddy-Current Loss
著者名: 大口英樹(東海大学),植松和也(東海大学),今盛聡(富士電機)
著者名(英語): Hideki Ohguchi (Tokai University),Kazuya Uematsu (Tokai University),Satoshi Imamori (Fuji Electric Co., Ltd.)
キーワード: 永久磁石同期機|かしめ|渦電流損|渦電流|損失|permanent-magnet synchronous machine|interlocking|eddy-current loss|eddy current|loss
要約(日本語): 永久磁石同期機は小形・高効率等の特徴を有するものの,さらなる小形・高効率化が求められている。回転機の鉄心の損失を増加させる要因としてプレスによる打ち抜きやフレームによる応力,空間および時間高調波,溶接やかしめ等が挙げられる。これら要因の中で本論ではかしめに着目した。電磁界解析でかしめを考慮するにあたり,かしめ領域全体を積層方向に導通させた場合と,かしめ領域の長手方向の両端0.1 mmを導通させた場合とで渦電流損の変化を電磁界解析により検証した。結果,両者で大きな差が生じることが明らかとなった。今後の課題としてかしめ領域のモデリング方法や層間抵抗の測定が挙げられる。
本誌掲載ページ: 67-69 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 512 Kバイト
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