電機子コイルエンドと零相電流を利用したアキシャルギャップ形可変界磁PMSM
電機子コイルエンドと零相電流を利用したアキシャルギャップ形可変界磁PMSM
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-057
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Axial-Gap Type Adjustable Field PMSM Using Armature Coil-End and Zero-Sequence Current
著者名: 岩間清大(静岡大学),野口季彦(静岡大学)
著者名(英語): Kiyohiro Iwama (Shizuoka University),Toshihiko Noguchi (Shizuoka University)
キーワード: 永久磁石同期モータ|アキシャルギャップ形モータ|可変界磁|零相電流|電機子コイルエンド|PMSM|Axial-gap type motor|Adjustable field|Zero-sequence current|Armature coil-end
要約(日本語): アキシャルギャップ形のPMSMは扁平構造が求められる用途において,ラジアルギャップ形よりも高トルクが出力できるため注目されている。また,先行研究として提案されているアキシャルギャップ形可変界磁PMSMは,電機子巻線と界磁巻線を併用し,界磁巻線に直流の界磁電流を供給することで,界磁制御を達成している。しかし,界磁巻線を挿入するためモータの体積が大きく,また界磁電流を供給するためにDC/DCコンバータをインバータと併用する必要があり駆動回路が大きいという課題がある。そこで本稿では,追加巻線および回路を要しない新しいアキシャルギャップ形可変界磁PMSMを提案する。また,従来の可変界磁PMSMを比較モデルとし,提案する可変界磁PMSMがモータ体積,銅損の観点で優位性があることを電磁界解析より明らかにする。
本誌掲載ページ: 90-92 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 779 Kバイト
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