回転角度情報を必要としない2軸制御表面貼付形永久磁石ベアリングレスモータの提案

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-069

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Novel Topology of Surface Permanent Magnet Bearingless Motor without Rotational Angular Position

著者名: 河野匠馬（東京電機大学）,橋本和樹（東京電機大学）,杉元紘也（東京電機大学）,野口孝浩（University of Minnesota）

著者名(英語): Shoma Kono (Tokyo Denki University),Kazuki Hashimoto (Tokyo Denki University),Hiroya Sugimoto (Tokyo Denki University),Takahiro Noguchi (University of Minnesota)

キーワード: ベアリングレスモータ|コンシクエントポール|ホモポーラ|表面貼付永久磁石|bearingless motor|consequent-pole|homopolar|surface permanent magnet

要約(日本語): ベアリングレスモータは回転軸を非接触で磁気支持しながら回転トルクを発生することができるため，無摩耗，潤滑油不要などの特徴がある。一般的にホモポーラ形は，回転子の回転角度に依存せず，支持巻線に直流電流を流すことで，一方向に一定の半径方向力を発生させることができるため，回転角度情報が不要になる。一方，トルクと支持力が発生しない部分の回転子軸長が増加してしまう問題がある。そのため，回転子軸長を短縮する方法が研究されている。本稿では，半径方向にパラレル着磁された永久磁石を持つ新しい表面貼付永久磁石形のHPM形ベアリングレスモータを提案する。半径方向の磁気支持力発生原理を示し，3D-FEM磁界解析により回転角度に依存せず，直流電流で一定の力を発生可能であることを明らかにする。

本誌掲載ページ: 111-113 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 778 Kバイト