5相永久磁石同期モータにおけるラジアル力高調波の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-070

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Investigation on Radial Force Harmonic Components in 5-phase Permanent Magnet Synchronous Motor

著者名: 峯岸宏典（東京工業大学）,藤井勇介（東京工業大学）,千葉明（東京工業大学）

著者名(英語): Hironori Minegishi (Tokyo Institute of Technology),Yusuke Fujii (Tokyo Institute of Technology),Akira Chiba (Tokyo Institute of Technology)

キーワード: 振動騒音|電磁加振力|楕円2次モード振動|ラジアル力|多相永久磁石同期モータ|Acoustic noise and vibration|Electromagnetic excitation force|Elliptic second mode vibration|Radial force|Multiphase permanent magnet synchronous motor

要約(日本語): 本研究では，5相永久磁石モータがラジアル力（半径方向電磁加振力）に及ぼす影響を検討する。HEV・EV用の主機および補機モータでは，高効率・高出力密度を有する三相永久磁石モータが使用されているが，近年フェールセーフの観点から多相永久磁石モータの適用がすすめられている。特に，5相永久磁石モータでは，高調波電流重畳による平均トルクの向上が報告されている。一方で，上記の用途において重要な課題である振動騒音に関する報告は少ない。本稿では，まず5相永久磁石モータにおけるラジアル力の空間分布とその周波数成分を明らかにし，主要なラジアル力高調波成分を示す。最後にその主要高調波成分の低減手法を提案する。

本誌掲載ページ: 113-115 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 542 Kバイト