空間ベクトル変調による二重三相同期モータ駆動システムのコンデンサ電流低減法にデッドタイムが及ぼす影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-089

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): The Effect of Dead Time on Capacitor Current Reduction by Space Vector Modulation for Dual Three-Phase Synchronous Motor Drive System

著者名: 阪内亮介（名古屋大学）,磯部有哉（名古屋大学）,道木慎二（名古屋大学）,今井幸司（デンソー）,近藤孔亮（デンソー）,青木康明（デンソー）

著者名(英語): Ryosuke Sakauchi (Nagoya University),Yuya Isobe (Nagoya University),Shinji Doki (Nagoya University),Koji Imai (DENSO),Kosuke Kondo (DENSO),Yasuaki Aoki (DENSO)

キーワード: PMSM|二重三相モータ|コンデンサ電流|空間ベクトル変調|デッドタイム|PMSM|Dual Three-Phase Motor|Capacitor Current|Space Vector Modulation|Dead Time

要約(日本語): 二重三相同期モータは通常の三相モータと比べて高出力化・耐故障性に優れているが，インバータを二台使用して駆動するため設置スペースが増加するため小型化が課題となっている。本研究ではインバータの平滑コンデンサに流れる電流を低減することでコンデンサの小型化を図る。筆者らは過去に瞬時電圧ベクトルの組み合わせと出力順序を変更することでコンデンサ電流実効値を低減する手法を提案しているが，理想的な条件でのシミュレーションによる検討に留まっており，特にインバータのデッドタイムによる影響を受けると考えられる。そこで本稿ではデッドタイムが提案手法に及ぼす影響を検討する。

本誌掲載ページ: 149-151 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 321 Kバイト