多相IM駆動系におけるトルク変動を生じない極数切替則の提案

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-091

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Proposal of pole changing law without torque transient in multiphase IM drive system

著者名: 小林桃歌（名古屋大学）,道木慎二（名古屋大学）,小林雅志（トヨタ自動車）

著者名(英語): Momoka Kobayashi (Nagoya University),Shinji Doki (Nagoya University),Masashi Kobayashi (Toyota Motor Corporation)

キーワード: 誘導電動機|多相モータ|極数切替|トルク変動|induction motor|multi phase motor|pole changing|torque transient

要約(日本語): 多相IMは供給する多相交流電圧の周波数・位相差を変更することで，回転磁界の極数を変化させ，電気的に極数を切り替えて駆動することが可能である。我々は極数切替を利用することで，駆動領域の拡大とともに，IMの高速域の高効率駆動が可能な領域の拡大を目指し多相IM駆動系（IMTS）の検討を行っている。極数切替の移動体の駆動系への適用を考えると，極数切替中においてもトルクを一定に保つことが望ましく，さらに，電圧・電流制限，IM内部の磁気飽和などにも配慮する必要がある。このためにまず，切替中の電圧・電流の変化を定式化し，それを利用することで上記制約条件を満たし，トルク変動を生じない極数切替則を提案したので報告する。

本誌掲載ページ: 153-155 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,097 Kバイト