トルクマップの勾配に基づく最大トルク応答制御のIPMSMを用いた実機実験

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-096

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Experiments using IPMSM for Maximum Torque Response Control Method based on the Gradient of Torque Map

著者名: 渡邊敬矢（沼津工業高等専門学校）,道木慎二（名古屋大学）,大沼巧（沼津工業高等専門学校）

著者名(英語): Keiya Watanabe (National Institute of Technology, Numazu College),Shinji Doki (Nagoya University),Takumi Ohnuma (National Institute of Technology, Numazu College)

キーワード: 最大トルク応答制御|トルク勾配|トルクマップ|仮想磁束ベクトル|埋込磁石同期電動機|maximum torque response control|torque gradient|torque map|virtual flux vector|IPMSM

要約(日本語): 埋込磁石同期電動機（IPMSM）は出力密度を高めるための設計によって，磁気飽和特性，パラメータ可変特性が生じ，モータのトルクと電流の関係が非線形となる。このようなモータの制御性向上のためには，忠実なトルクのモデル化が必要である。先行研究では磁気飽和などの非線形特性を，空間情報としてトルクマップの勾配（トルク勾配）によって表現することでIPMSMのモデル化を行った。しかし，モデルの実用性の検証に関しては実機での検証という余地が残されていた。本研究では提案手法を実機に適用するとともに，先行研究では提示しきれなかったトルクマップの測定精度が制御系に与える影響を確認した。

本誌掲載ページ: 162-164 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 785 Kバイト