二重突極集中巻構造同期リラクタンスモータの磁束制御による鉄損および逆起電圧の低減

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-109

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Iron loss and Back EMF Reduction of a Doubly Salient Synchronous Reluctance Motor with Concentrated Winding by Flux linkage Control

著者名: 長谷川稜（東京工業大学）,清田恭平（東京工業大学）

著者名(英語): Ryo Hasegawa (Tokyo Institute of Technology),Kyohei Kiyota (Tokyo Institute of Technology)

キーワード: 同期リラクタンスモータ|磁束制御|二重突極構造|集中巻構造|鉄損低減|出力領域|synchronous reluctance motors|flux contron|doubly salient pole|concentrated windings|iron loss reduction|output power range

要約(日本語): 突極集中巻構造の同期リアクタンスモータは構造が簡単であるが，インダクタンスの空間高調波が分布巻構造よりも増加する。そのため，通常の正弦波電流制御を行った場合，磁束および逆起電圧の高調波成分が増加し，単純なPI制御では電流指令値に追従しない上に，効率および最大出力が低下する。本稿では，鎖交磁束を電流から推定し，dq座標直流指令値に追従させることにより磁束の高調波成分の抑制を図る。1000 /minにおいて従来の電流制御と提案の磁束制御を比較し，鉄損が36%低減し，逆起電圧が43%低減することを示す。

本誌掲載ページ: 184-186 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 457 Kバイト