ベクトル制御SRMにおけるdq軸6次高調波電流重畳による騒音低減手法の実機検証

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-110

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Experimental Verification of Acoustic Noise Reduction of the Vector-Controlled SRM by Superposition of d-and q-axes Sixth Harmonic Currents

著者名: 矢野身太郎（東京工業大学）,清田恭平（東京工業大学）

著者名(英語): Shintaro Yano (Tokyo Institute of Technology),Kyohei Kiyota (Tokyo Institute of Technology)

キーワード: 電気自動車|スイッチトリラクタンスモータ|騒音|ラジアル力|ベクトル制御|高調波重畳|Electric Vehicle|Switched Reluctance Motor|Acoustic Noise|Radial Force|Vector Control|Harmonics Current Superpotition

要約(日本語): スイッチトリラクタンスモータは，永久磁石を使用しない安価で堅牢なモータとして注目を集める一方，騒音や制御性の課題が存在する。騒音は半径方向の電磁力（ラジアル力）の6の倍数次高調波成分，特に対象モータでは6次高調波成分が大きく起因している。課題解決のため，著者らはベクトル制御を適用した上で特定の6次高調波電流を重畳し，理論的な計算を行うことでラジアル力の6次高調波成分のみを大幅に低減させる手法を提案している。本稿では，他の周波数成分の騒音を増大させることなく，ラジアル力6次成分による騒音を6.2 dB低減可能であることを実機試験により明らかにすることで，提案手法の効果を確認する。

本誌掲載ページ: 186-188 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 509 Kバイト