植物油系絶縁油におけるレトロフィルの基礎検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-128

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Basic Study of Retrofilling in Natural Ester Liquid for Transformers

著者名: 寺脇朋輝（かんでんエンジニアリング）,山中功（かんでんエンジニアリング）,久住政喜（かんでんエンジニアリング）,西川精一（かんでんエンジニアリング）

著者名(英語): Tomoki Terawaki (Oil & Enviroment Coordination Departmet Engineering and Development Group),Isao Yamanak (Oil & Enviroment Coordination Departmet Engineering and Development Group),Masaki Hisazumi (Oil & Enviroment Coordination Departmet Engin

キーワード: 鉱物油|天然エステル|レトロフィル|引火点|燃焼点|鉱油含有量|mineral oil|natural ester|retrofilling|flash point|fire point|mineral oil content

要約(日本語): 電気絶縁油の分野では，脱炭素社会に向けた取り組みとして，植物油系絶縁油が実用化されている。海外では，新設変圧器だけに限らず，鉱油入り既設変圧器を植物油系絶縁油に油入替え（レトロフィル）をする場合がある。しかし，国内では，レトロフィルの技術的な知見が少ない。そこで，本稿では，劣化鉱油と植物油の混合による絶縁油特性や実変圧器の部材を用いて，レトロフィル手法の違いによる鉱油残存量を調査した。その結果，鉱油と植物油の混合割合に応じて絶縁油特性の変化が確認された。また，レトロフィル手法の違いによって，変圧器部材の鉱油除去率に若干の差異があった。

本誌掲載ページ: 217-219 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 435 Kバイト