冷凍機冷却した高温超電導バルク磁石を使った非接触撹拌機に向けた永久磁石の浮上力測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-147

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Measurement of the levitation force of permanent magnet for non-contact stirrer using HTS bulk magnet and cryocooler

著者名: 岡徹雄（芝浦工業大学）,関根芸妍（足利大学）,菊地紘生（足利大学）,横山和哉（足利大学）,坂井直道（芝浦工業大学）,逸見智和（サーマルブロック）

著者名(英語): Tetsuo Oka (Shibaura Institute of Technology),Iyan Sekine (Ashikaga University),Hiroki Kikuchi (Ashikaga University),Kazuya Yokoyama (Ashikaga University),Naomichi Sakai (Shibaura Institute of Technology),Tomokazu Henmi (Thermal Block Company)

キーワード: 非接触撹拌機|冷凍機|バルク磁石|磁気浮上|浮上力|non-contact stirrer|refrigerator|bulk magnet|magnetic levitation|levitation force

要約(日本語): 高温超電導バルク磁石と小型冷凍機を用いて77K以下の温度で使用すると，機器の操作性と共に，臨界電流密度の向上によって，従来の永久磁石を上回る磁場特性が簡単に得られる。この磁場性能に期待される産業応用として小型の非接触軸受が挙げられる。感染症対策下での薬剤の無汚染製造に対応した非接触撹拌のニーズを受けてすでに一部の産業応用が実現している。筆者らは高トルクで実用的な非接触撹拌機を目指し，複数極の磁気結合による浮上水平抗力の測定を行って10Nの実用的な性能を示し，この簡便で高信頼を特徴とする機器の市場投入の可能性を示した。

本誌掲載ページ: 249-250 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 764 Kバイト