HTSバルクを使用した吸引型磁気浮上システムにおける案内力特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-148

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Characteristics of Guidance Force for Attractive Magnetic Levitation System with HTS Bulk

著者名: 田中豪（上智大学）,中村幸太（上智大学）,鈴木隆真（上智大学）,園田翔梧（上智大学）,中村一也（上智大学）,高尾智明（上智大学）,塚本修巳（横浜国立大学）

著者名(英語): Go Tanaka (Sophia University),Kota Nakamura (Sophia University),Ryuma Suzuki (Sophia University),Shogo Sonoda (Sophia University),Kazuya Nakamura (Sophia University),Tomoaki Takao (Sophia University),Osami Tsukamoto (Yokohama National University)

キーワード: 磁気浮上|磁気遮蔽効果|HTSコイル|HTSバルク|Magnetic levitation|Magnetic shielding effect|HTS coil|HTS bulk

要約(日本語): 高温超電導（High-Temperature Superconducting: HTS）バルクの磁気遮蔽効果を用いた電磁吸引制御方式の磁気浮上システムについて研究している。HTSバルクを用いることで，車体とレール間の距離を検知し制御するシステムを必要とせずに安定した浮上が可能となる。本浮上システムは，車体側のHTSコイル，HTSバルク，軌道側の強磁性体レールによって構成される。システムの安定性の一例として，車体が軌道から外れるような横方向に移動した際に，車体を元の位置に戻すような復元力（案内力）が重要である。そこで，HTSバルクの磁気遮蔽効果によって案内力を発生させる解析モデルを作成した。結論として，案内力を得ることができ，本浮上システムにおいて横方向の安定性を示すことができた。

本誌掲載ページ: 250-251 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 313 Kバイト