回転磁石式誘導加熱応用のための超電導バルク体回転装置の試作機製作

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-149

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Prototype fabrication of a superconducting bulk rotating device for rotating magnet induction heating applications

著者名: 近藤壮太（明治大学）,許航（明治大学）,野村新一（明治大学）

著者名(英語): sota Kondo (Meiji University),Hang Xu (Meiji University),Shinichi Nomura (Meiji University)

キーワード: 誘導加熱|超電導バルク|アルミビレット|induction heating|HTS bulk|aluminum billet

要約(日本語): アルミニウムの押し出し加工において，交流磁場をアルミビレットに印加して誘導加熱を行う方法が用いられる。この方法は加熱のための有効電力だけでなく，交流電磁石を励磁するための無効電力の供給が要求される。これに対して，著者らは着磁した超電導バルク体をアルミビレットの周りで回転させて誘導加熱を行う回転磁石式誘導加熱法の可能性検討を進めている。この方法は，直流磁場を用いるため無効電力の問題を解消し，アルミビレットを静止させた状態で加熱することが可能になる。本発表では，超電導バルク体回転装置の試作機製作状況について報告する。

本誌掲載ページ: 251-252 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 304 Kバイト