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高温超伝導テープ線材の短絡電流特性の比較

高温超伝導テープ線材の短絡電流特性の比較

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-155

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Comparison of short-circuit current characteristics of High-Temperature Superconducting tapes

著者名: 江口実穂(中部大学),IvanovYury(中部大学),神田昌枝(中部大学),山口作太郎(中部大学)

著者名(英語): Miho Eguchi (Chubu University),Yury Ivanov (Chubu University),Masae Kanda (Chubu University),Sataro Yamaguchi (Chubu University)

キーワード: 超伝導テープ線材|大電流試験|臨界電流|短絡電流|破壊試験|温度見積もり|HTS tapes conductor|Large-current test|Critical current|Short-circuit current|Destructive test|Temperature calculation

要約(日本語): 電力ケーブルでは短絡事故を想定する必要がある。そこで,Bi2223とRE123テープ線材を用いて短絡実験実施した。Bi2223では,パルス長が10 ms程,ピーク電流(Ip)が 6.3 kAで線材の温度上昇により,塑性変形をした。同時に,臨界電流(Ic)は低下したが,アークの発生はなかった。この時,電圧タップ部はんだが溶融し外れた。実時間温度算出で線材温度は~700 Kと推定され,はんだ溶融温度を優に超していた。一方,RE123では,パルス長が40 ms以上,Ipが2 kA以上でIcの低下およびアークを伴う破断が生じた。これは,Bi2223では安定化材の銅層が厚く,発熱が比較的低くなるためと思われる。一方RE123は銅層が薄く,短絡時に抵抗負荷として振る舞い,回路エネルギーの多くが熱になるためと考えている。

本誌掲載ページ: 258-259 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 379 Kバイト

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