運行実績データを用いた駅発生遅延に関する相関分析
運行実績データを用いた駅発生遅延に関する相関分析
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-165
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Correlation analysis of delays at stations using operation performance data
著者名: 加藤瑞貴(日本大学),福田卓海(日本大学),高橋聖(日本大学)
著者名(英語): Mizuki Kato (Nihon University),Takumi Fukuda (Nihon University),Sei Takahashi (Nihon University)
キーワード: 列車|遅延|相関分析|運行実績データ|運行間隔|train|delay|correlation analysis|operation performance data|train headway
要約(日本語): 本研究は,短時間の慢性的な遅延が先行列車および後続列車,周囲の駅に波及する様子を定量的に示すことを目的とし,運行実績データを用いて分析を行った。人身事故や急病人の看護等による突発的な遅延を除き,停車時間の延びが60秒以下である日の朝ラッシュ時間帯に走行した列車27本を分析の対象とし,相関分析を行った。上流駅から下流駅に進むにつれ,列車間隔と駅発生遅延の相関係数が高くなっていることを確認した。また,対象駅における対象列車の駅発生遅延が周囲の遅延に与えている影響を相関係数を用いて評価を行い,駅発生遅延は周囲に影響があることを定量的に明らかにした。今後は,遅延の与える影響について定式化を行うことに取り組む。
本誌掲載ページ: 276-278 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 442 Kバイト
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