合成空気中における磁気アーク駆動遮断方式断路器の開発
合成空気中における磁気アーク駆動遮断方式断路器の開発
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-013
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Development of Disconnector with Magnetic Arc Drive in Synthetic Air
著者名: 鍋倉航平(三菱電機),中内慎一朗(三菱電機),森剛(三菱電機)
著者名(英語): Kohei Nabekura (Mitsubishi Electric),Shinichiro Nakauchi (Mitsubishi Electric),Tsuyoshi Mori (Mitsubishi Electric)
キーワード: 開閉機器|断路器|合成空気|磁気アーク駆動遮断|switchgear|disconnector|synthetic air|magnetic arc drive
要約(日本語): 欧州ではFガス規制の改定が進められており,SF6代替開閉器の開発が求められている。今回,合成空気中における永久磁石を用いた磁気アーク駆動遮断方式の断路器の開発を行い,その性能検証を実施したので報告する。試験器の封入ガスは合成空気(N2:80 %,O2:20 %)を用い0.7 MPa.gとし,電動操作装置を用いて低速での遮断にて性能検証を行った。ループ電流開閉試験を遮断電流1600 A,回復電圧100 Vにて実施した結果,遮断時アーク時間が安定した範囲内であり,コンタクト損耗が軽微である事を確認した。これにより,磁気アーク駆動方式を用いる事により合成空気中においてコンタクト構造の簡素化および断路器の低操作力化を図ることが可能との見通しを得た。
本誌掲載ページ: 16-17 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 301 Kバイト
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