モデルDC限流ヒューズ内で生じる高温Cu/SiO2混合蒸気アークにおける抵抗率の過渡推移?光学観測に基づく推定?
モデルDC限流ヒューズ内で生じる高温Cu/SiO2混合蒸気アークにおける抵抗率の過渡推移?光学観測に基づく推定?
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-028
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル:モデルDC限流ヒューズ内で生じる高温Cu/SiO2混合蒸気アークにおける抵抗率の過渡推移?光学観測に基づく推定?
タイトル(英語): Estimation of transient arc resistivity for high temperature Cu/SiO2 vapor mixture generated inside modeled DC fuse
著者名: 中村哉太(名古屋大学),兒玉直人(名古屋大学),竹中湧(名古屋大学),横水康伸(名古屋大学),岩田幹正(名古屋大学)
著者名(英語): Kanata Nakamura (Nagoya University),Naoto Kodama (Nagoya University),Waku Takenaka (Nagoya University),Yasunobu Yokomizu (Nagoya University),Mikimasa Iwata (Nagoya University)
キーワード: DCヒューズ|DCアーク|限流遮断|アーク抵抗率|DC fuse|DC arc|current-limiting interruption|arc resistivity
要約(日本語): DC限流ヒューズの性能向上には,大電流通電時にCuエレメントの溶断に伴って生じるCuアークの抵抗rarcを高めることが重要である。筆者らはこれまでに,アーク消弧材として,SiO2に加えてsilicone材を併用することで,rarcが上昇することを見出してきた。ここでの rarc上昇要因として,Cu/SiO2混合蒸気アークにおける抵抗率ρarcの上昇が考えられた。更なる検討のためには,実験時におけるρarcの過渡推移を定量的に推定可能な方法を考案する必要がある。そこで本報告では,モデル限流ヒューズ内で生じる Cu/SiO2混合蒸気アークにおけるrarcの過渡推移を測定するとともに高速度カメラによって撮影することで,観測画像からアーク径darcを計測した。次いで,rarcおよびdarcの測定結果から,消弧過程におけるアーク抵抗率ρarcを推定した。
本誌掲載ページ: 35-36 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 905 Kバイト
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