VOC方式GFMインバータの系統故障時の特性に関する一考察
VOC方式GFMインバータの系統故障時の特性に関する一考察
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-057
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): A Study on the Characteristics of VOC-based GFM Inverter during System Faults
著者名: 渡辺和樹(中部大学/三菱重工業),飯岡大輔(中部大学)
著者名(英語): Kazuki Watanabe (Chubu University/Mitsubishi Heavy Industries),Daisuke Iioka (Chubu University)
キーワード: グリッドフォーミングインバータ|仮想振動子制御|自己同期現象|配電系統|事故時運転継続性|過電流抑制制御|Grid forming inverter|Virtual Oscillator Control|Self-synchronization|Distribution systems|Fault ride through|Current limiting control
要約(日本語): 近年,インバータ連系電源の系統連系においてはGFM(グリッドフォーミング)と呼ばれる新たな概念が議論される。一般に高圧系統に連系するインバータには,系統事故等によって瞬時電圧低下が発生した際の運転継続性が要求される。GFMインバータにおいては,制御安定性と過電流抑制機能が故障継続中および故障除去時に確保されることが重要となる。本稿では,GFMの一方式であるVOC(Virtual Oscillator Control)インバータを対象に,系統故障時の基礎的特性を論じる。VOCは,系統周波数との同期を非線形自励振動子の模擬により実現するパッシブな制御方式である。過電流抑制機能を実装した上で,系統故障中の動特性をシミュレーションによって分析した。
本誌掲載ページ: 80-82 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 933 Kバイト
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