変曲点原理に基づいたローカル測定による慣性中心周波数推定手法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-065

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): A Method for Estimating the Center of Inertia Frequency by Local Measurements Based on the Inflection Point Principle

著者名: 王宇凱（東京大学）,馬場旬平（東京大学）

著者名(英語): Yukai Wang (The University of Tokyo),Jumpei Baba (The University of Tokyo)

キーワード: 変曲点原理|慣性中心周波数|多項式近似|ローカル測定|The Inflection Point Principle|Center of Inertia Frequency|Polynomial Fitting|Local Measurements

要約(日本語): 周波数応答能力を持たない再生可能エネルギー源が普及するにつれ，電力系統は周波数不安定化の潜在的脅威にさらされる。慣性中心周波数とは，電力系統の全体的な周波数特性を表す指標で，系統安定性解析に重要です。本稿では，変曲点原理という先行研究に基づき，ローカル測定によって慣性中心周波数とその変化率（RoCoF）を推定する手法を提案した。この手法では，多項式フィッティングによって，過渡時の慣性中心周波数曲線を連続的に表現し，正確に捕捉することができるようになった。提案手法は，IEEE 10 機系でのシミュレーションにより検証され，従来の線形接続手法よりも高い精度で慣性中心周波数とRoCoFを推定できることが示された。

本誌掲載ページ: 95-97 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 618 Kバイト