負荷とPV出力の2段階モデル推定に基づく成分分離型の電力需要予測手法の開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-069

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Development of Component-Separate Demand Forecasting Method Based on a Two-Stage Model Estimation of Load and PV

著者名: 渡邊大地（日立製作所）,内海将人（日立製作所）,末永晋也（日立製作所）,多田泰之（日立製作所）

著者名(英語): Daichi Watanabe (Hitachi),Masato Utsumi (Hitachi),Shinya Suenaga (Hitachi),Yasuyuki Tada (Hitachi)

キーワード: 電力系統|需要予測|発電量予測|太陽光発電|電圧・無効電力制御|送配電|electric power system|demand forecast|power generation forecast|photovoltaic generation|voltage and reactive power control|transmission and distribution

要約(日本語): 世界的な再生可能エネルギー電源（再エネ電源）の増加により，電力供給の安定性と効率性の両立の機運が高まっている。安定的かつ効率的な電力供給のため，変電所単位の電力需要の短時間先の予測に基づく電圧制御が提案されている。変電所で計測される電力需要には，変動の傾向が異なる負荷と再エネ電源の成分が含まれているため，電力需要の高精度な予測には，各成分をそれぞれ分離して予測することが重要である。本稿では，太陽光発電（PV）出力を対象に，負荷とPV出力の直接的な計測が難しい状況下でも，各成分の分離した予測を行うことで，電力需要を高精度に予測する手法を提案する。加えて，提案手法の有用性の机上検証結果を報告する。

本誌掲載ページ: 103-105 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 429 Kバイト