「コンティニュアス・トレード」方式によるP2P電力取引の取引手数料とスケーリングの評価実験

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-098

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): An experiment to evaluate transaction fees and scaling of P2P energy trading using the "Continuous Trade" method

著者名: 饗場智也（東京理科大学）,渡邉雄太（東京理科大学）,吉野開智（東京理科大学）,近藤潤次（東京理科大学）,小平大輔（筑波大学）

著者名(英語): Tomoya Aiba (Tokyo University of Science),Yuta Watanabe (Tokyo University of Science),Kaichi Yosino (Tokyo University of Science),Junji Kondoh (Tokyo University of Science),Daisuke Kodaira (Tsukuba University)

キーワード: ブロックチェーン|電力取引|コンティニュアス・トレード|シングル・プライス・オークション|blockchain|energy trading|continuous trade|single price auction

要約(日本語): 消費者と生産者間の直接的な電力取引はP2P電力取引と呼ばれ，ブロックチェーンによる取引システムが提案されている。ブロックチェーンでは取引実行のため取引手数料が発生する。本研究ではPVの余剰電力をブロックチェーンによるP2P電力取引を実装し，町単位でスケーリングした場合にかかる取引手数料と取引回数を試算し，コンティニュアス・トレード方式及びシングル・プライス・オークション方式での電力取引シミュレーションを行った。その結果，取引手数料ではシングル・プライス・オークション方式の方が低く，取引回数ではコンティニュアス・トレード方式の方が多くなった。取引手数料と取引回数の試算を行うことができた。

本誌掲載ページ: 158-160 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 821 Kバイト