配電系統電圧上昇問題におけるPCS無効電力制御パラメータの検討
配電系統電圧上昇問題におけるPCS無効電力制御パラメータの検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-132
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Study of Volt-Var Control Parameters on Distribution System Voltage Rise Problem
著者名: 川島大輝(早稲田大学),有江洋太(早稲田大学),中西要祐(早稲田大学),鈴木亮平(富士電機),藤本久(富士電機)
著者名(英語): Taiki Kawashima (Waseda University),Yota Arie (Waseda University),Yosuke Nakanishi (Waseda University),Ryohei Suzuki (Fuji Electric),Hisashi Fujimoto (Fuji Electric)
キーワード: スマートインバータ|パワーコンディショナ|配電系統|無効電力|潮流計算|再生可能エネルギー|smart inverter|power conditioning system|distribution system|reactive power|power flow calculation|renewable energy
要約(日本語): 再エネ電源の導入拡大が進むに伴い,電力系統での余剰電力発生や電圧変動の増大といった電力品質に及ぼす影響が問題視されている。そこで配電系統の電圧管理方法として,PV用PCSの無効電力制御が可能となるスマートインバータによるVolt-var制御機能が注目されている。著者らはこれまで配電系統の電圧に対して,PCSの無効電力を出力することで電圧平準化を図る制御システムの開発を行ってきた。現在は電圧と無効電力により決定される制御パラメータを潮流計算に組み込み,再エネ電源による電圧上昇を抑制する効果を検討している。しかし,制御パラメータの値によっては電圧不安定を引き起こす可能性がある。本稿では,電圧不安定を回避可能な制御パラメータを算定する手法を提案する。
本誌掲載ページ: 222-224 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 498 Kバイト
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