淡水化装置を含む離島電力系統のPV導入・ESS予備力確保を考慮した最適需給計画
淡水化装置を含む離島電力系統のPV導入・ESS予備力確保を考慮した最適需給計画
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-152
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Remote island power system including desalination unit Optimal supply-demand planning considering PV installation and securing ESS reserve capacity
著者名: 田中秀実(福井大学),勝崎友裕(福井大学),重信颯人(福井大学),高橋明子(福井大学),伊藤雅一(福井大学)
著者名(英語): Hozumi Tanaka (University of Fukui),Tomohiro Katsuzaki (University of Fukui),Ryuto Shigenobu (University of Fukui),Akiko Takahashi (University of Fukui),Masakazu Ito (University of Fukui)
キーワード: 離島電力系統|発電機起動停止計画|淡水化装置|ディーゼル発電機|予備力|再エネ|Island Power System|Unit Commitment|Desalination Unit|Diesel Generator|Reserve Capacity|Renewable Energy
要約(日本語): 外部との連携線を持たない離島電力系島ではディーゼル発電機(DG)により島内需要を賄っている。しかし,高額な燃料単価と保守点検費が経済的負担を増大させている。また,島民のライフラインとして機能する淡水化装置(DU)の最大負荷は大きく,その運転計画を考慮した電力供給運用を行うことが重要である。本稿では,太陽光発電システム(PV)と蓄電池システム(ESS)の導入及び予備力制約(RC)の考慮の有効性検証のために,実運用に基づく試算と比較し,運用スケジュールの変化や各種費用について解析を行った。提案手法による最低化運用は実運用時に比べて燃料費と保守点検費が減少することが確認され,DUとDGの起動回数を削減した。
本誌掲載ページ: 260-262 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 608 Kバイト
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