余剰電力補償を提供するマイクログリッドにおけるカルノーバッテリーの導入可能性の基礎検討
余剰電力補償を提供するマイクログリッドにおけるカルノーバッテリーの導入可能性の基礎検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-167
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Fundemental Study on the Feasibility of Carnot Batteries Deployment in the Microgrid Providing Excess Power Compensation
著者名: 青木凜太郎(北海道大学),原亮一(北海道大学),北裕幸(北海道大学)
著者名(英語): RINTARO AOKI (Hokkaido University),HARA\RYOICHI (Hokkaido University),HIROYUKI KITA (Hokkaido University)
キーワード: マイクログリッド|余剰電力|カルノーバッテリー|microgrid|excess electricity|carnot battery
要約(日本語): 近年RE電源の増加に伴い,余剰電力の問題が発生しており,対策の実装が急務である。著者らは,マイクログリッド(MG)がこの問題に貢献可能ではないかと考えたが,余剰電力補償の実現に資する主要設備である蓄電池は,コスト面に課題がある。そこで本研究では,カルノーバッテリー(CB)と呼ばれる,電熱変換可能な蓄エネシステムを蓄電池の代替設備として導入することを検討している。CBはエネルギー変換効率や即応性の面で蓄電池に劣るものの,蓄電池より安価であり,長周期の蓄エネ用途においては有利になる可能性が期待される。本稿では,余剰電力補償を行うMGへのCBの導入可能性を,最適化容量設計によって分析する。
本誌掲載ページ: 290-292 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 463 Kバイト
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