営業用電気自動車の充電・車両交換逐次運用制御による営業所需要ピークシフトの検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-190

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Ad hoc Charging and Vehicle Swapping Strategy of Commercial Electric Vehicles for Building Demand Peak Shift

著者名: 宮部稜士（早稲田大学）,藤本悠（早稲田大学）,林泰弘（早稲田大学）,市川哲理（東京ガス）,遠藤秀樹（東京ガス）

著者名(英語): Ryoji Miyabe (Waseda University),Yu Fujimoto (Waseda University),Yasuhiro Hayashi (Waseda University),Tetsuri Ichikawa (Tokyo Gas Co., LTD.),Hideki Endo (Tokyo Gas Co., LTD.)

キーワード: 商用電気自動車|契約電力|ピークシフト|SOC|commercial electric vehicle|contract power|peak shift|state of charge

要約(日本語): カーボンニュートラル社会を目指す企業の取り組みの一環として，自社営業所で保有する営業車の電動化が加速している。しかし営業用電気自動車（CEVs）の導入は拠点内にCEV充電による新たな電力需要をもたらし，元々の建物負荷と加えてその拠点の契約電力を大幅に引き上げる原因となり，その影響は電力料金に反映される。そこで本稿では，契約電力の不用意な上昇回避を目的として，営業所の建物負荷を考慮した充電と営業業務にあたる車両の状況に応じた交換を逐次的に制御する枠組みを提案する。数値実験の結果は，充電制御だけでなく，車両交換も行うことが一層の契約電力上昇抑制に貢献する可能性とCEVsの電欠回避にも寄与し得る可能性を示した。

本誌掲載ページ: 330-332 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 804 Kバイト