将来的な配電系統混雑解消のための系統用蓄電池の導入場所に関する初期検討
将来的な配電系統混雑解消のための系統用蓄電池の導入場所に関する初期検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-193
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Initial Study on Placement of Battery Energy Storage System to Mitigate Grid Congestion in Future Distribution Network
著者名: 蔵口桜子(早稲田大学),金子曜久(早稲田大学),石井綱吉(早稲田大学),林泰弘(早稲田大学),小林将矢(東京電力ホールディングス),長谷川匡彦(東京電力ホールディングス),唐澤利史(東京電力ホールディングス),吉永淳(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Sakurako Kuraguchi (Waseda University),Akihisa Kaneko (Waseda University),Tsunayoshi Ishii (Waseda University),Yasuhiro Hayashi (Waseda University),Masaya Kobayashi (Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.),Kunihiko Hasegawa (Tokyo Electric Power Comp
キーワード: 蓄電池|太陽光発電|配電系統|系統混雑|battery energy storage system|photovoltaic|distribution network|network congestion
要約(日本語): 近年,脱炭素社会の実現に向け,太陽光発電(PV)の大量導入が進んでいる。一方で,将来的なPVの大量導入による配電系統の線路容量超過の発生が懸念されている。この問題に対し,今後更なる導入が進んだ場合の解決策の1つとして,蓄電池(BESS)の利用が考えられる。BESSは,日中のPVの発電電力を充電し,それ以外の時間帯の負荷に供給するといった電力流通の時間シフトが可能であるため,PV発電による線路容量超過の解消に貢献できると考えられる。しかし,PVの導入場所に対するBESSの適正電圧維持効果に関する検討は行われているものの,線路容量超過解消に必要なBESS容量選定については,これまで十分な評価が行われていない。本研究では,大量のPVが導入される将来的な配電系統を想定し,線路容量超過解消のためのBESSの設置場所と必要となる容量の関係について評価する。
本誌掲載ページ: 336-338 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 451 Kバイト
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