直流配電線を介した電力融通についてのシミュレーション
直流配電線を介した電力融通についてのシミュレーション
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-209
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Simulation of electric power interchange on DC distribution lines
著者名: 西垣安貴(ダイヘン),岡本和馬(ダイヘン),河内祐也(ダイヘン),久富和郎(ダイヘン),大野裕之(ダイヘン),坂本拓哉(関西電力送配電),米澤憲人(関西電力送配電),湧谷栄之(関西電力送配電)
著者名(英語): Yasutaka Nishigaki (Daihen Corporation),Kazuma Okamoto (Daihen Corporation),Yuya Kawachi (Daihen Corporation),Kazuo Hisatomi (Daihen Corporation),Hiroyuki Ono (Daihen Corporation),Takuya Sakamoto (Kansai Transmission and Distribution, Inc.),Kento Yonezawa
キーワード: 直流|配電|蓄電池|シミュレーション|電力融通|direct current|distribution of electricity|storage battery|simulation|electric power interchange
要約(日本語): これまで我々は直流配電線を介して太陽光発電と蓄電池が設置された2軒の住宅間の電力融通をする実証実験を行ってきた。実証実験では,系統に複数分散設置された蓄電池を電圧源として直流配電線の電圧を維持し,各蓄電池DC/DC出力電圧の制御により住宅間の電力融通をしてきたが,複数の蓄電池の制御干渉により配電線電圧が不安定化する懸念がある。本報では,過去の実証実験の懸念事象の確認とその解決を目指し,より多くの住宅が接続された回路モデルをMATLABにて作成し,シミュレーションを行った。その結果,蓄電池が複数接続する場合でも各蓄電池の制御を最適化すれば任意の電力融通を行いながら配電線電圧を安定させることができることが分かった。
本誌掲載ページ: 365-366 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 340 Kバイト
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