Grid-Formingインバータにおける系統事故時の無効電流制御のための適応型仮想インピーダンス制御法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-240

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Adaptive Virtual Impedance for Reactive Current Control during Fault Conditions in Grid-Forming Inverters

著者名: 神田大介（東芝三菱電機産業システム）,Bani ShamsehMohammad（東芝三菱電機産業システム）,李海青（東芝三菱電機産業システム）

著者名(英語): Kanda Daisuke (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation),Mohammad Bani Shamseh (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation),haiqing li (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation)

キーワード: GFMインバータ|仮想同期発電機|電流抑制制御|仮想インピーダンス|Grid-Forming(GFM) inverter|Virtual Synchronous Generator|Current-Limiting Control|Virtual Impedance

要約(日本語): 再生可能エネルギーの普及が進み，系統内の同期発電機の発電量が減少すると系統の慣性力が低下し，系統擾乱時の周波数の変動速度や変動幅が増加することが懸念されている。このことから慣性力を有するGrid-Forming（GFM）インバータが検討されている。GFMインバータは過電流容量が限られているため，系統事故時の出力電流を抑制するための制御が必要となる。一方，近年GFMインバータでは系統事故時に電圧低下に比例した無効電流を注入することが求められている。本論文ではGFMインバータにおいて，系統事故時に系統電圧低下に応じた無効電流を注入した上で，過電流を抑制する適応型仮想インピーダンス制御法を提案する。

本誌掲載ページ: 422-424 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,006 Kバイト