油汚れが付着した太陽電池モジュールの超音波洗浄時間を予測する洗浄モデルの検討
油汚れが付着した太陽電池モジュールの超音波洗浄時間を予測する洗浄モデルの検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-002
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Study of Cleaning Model for Prediction of Ultrasonic Cleaning Time of Oil Contaminated PV Module
著者名: 小川大士(茨城大学),田中正志(茨城大学),乾義尚(滋賀県立大学)
著者名(英語): Hiroshi Ogawa (Ibaraki University),Tadashi Tanaka (Ibaraki University),Yoshitaka Inui (The University of Shiga Prefecture)
キーワード: 太陽電池モジュール|超音波洗浄|油汚れ|故障診断|photovoltaic module|ultrasonic cleaning|oil stain|fault diagnosis
要約(日本語): 脱炭素社会に向けて太陽光発電(PV)の設置が急速に進んでおり,PVモジュールの洗浄技術について考えられているが,どのような汚れでも洗浄できる工業的なPVモジュールの洗浄技術の開発は十分に取り組まれていないといえる。本研究ではPVモジュールの洗浄技術として超音波洗浄の実用化を目指して,油汚れのあるPVモジュールに超音波洗浄を適用した場合の物理的な洗浄モデルを提案し,そのモデルを検証することにした。結果,洗浄モデルの妥当性が示され,超音波洗浄時間予測に利用できることが明らかとなった。今後,洗浄モデル計算で用いたパラメータに関しては,油汚れでしか検討できていないので,異なる汚れの場合などを想定して検討を重ねることで,超音波洗浄の適用可能性の検討を進めていく予定である。
本誌掲載ページ: 3-5 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 531 Kバイト
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