キセノンフラッシュランプとキャパシタを用いたPVシステムのL－L故障位置検出法の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-003

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Investigation on Position Detection Method for L–L Fault of PV System Using Xenon Flash Lamps and Capacitor

著者名: 倉持汰翔（茨城大学）,田中正志（茨城大学）,乾義尚（滋賀県立大学）

著者名(英語): Taito Kuramochi (Ibaraki University),Tadashi Tanaka (Ibaraki University),Yoshitaka Inui (The University of Shiga Prefecture)

キーワード: 太陽光発電|故障検出|L ? L故障|キセノンフラッシュランプ|キャパシタ|photovoltaic power generation|fault detection|line-to-line fault|xenon flash lamp|capacitor

要約(日本語): 近年，太陽光発電（ PV ）システムの故障や不具合が報告されている。特に，PVシステムに発生する線間（ L - L ）故障は，火災発生の原因にもなる危険な故障である。一方で，著者らは，キセノンフラッシュランプとキャパシタを用いた PV モジュールの故障診断手法を開発し，さまざまな種類の故障の検出を実証してきた。しかし，L - L 故障位置の特定法に関しては，まだ十分に検討が重ねられていない。以上を考慮して，フラッシュ光照射とキャパシタを利用する著者らの PV モジュール故障診断手法を応用することによって，L - L故障位置の特定法を提案する。その提案の実行可能性を確認するために，L - L 故障の位置を特定する検出シミュレーションを行った。

本誌掲載ページ: 5-7 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 529 Kバイト