電流の周波数分析による太陽電池モジュールの故障診断
電流の周波数分析による太陽電池モジュールの故障診断
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-005
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Fault diagnosis of solar cell modules using current frequency analysis
著者名: 伊藤憲彦(電力中央研究所),菅野純弥(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Norihiko Itoh (Central Research Institute of Electric Power Industry.), Junya Kanno (Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.)
キーワード: 太陽光発電|診断|劣化|Solar power|diagnose|deterioration
要約(日本語): 太陽光発電所では,飛来物や,自然災害等の影響により,度々,太陽電池モジュールの故障が発生している。故障時の修理や交換を行うため,故障した太陽電池モジュールを特定する必要がある。太陽電池モジュールの故障等を把握するためには,ストリング単位で電流を測定するストリングモニタと呼ばれている計測システムがある。しかしながら,この計測システムは複雑であり,コストアップにつながるため,ほとんど使用されていない。そこで,簡便で効率的な故障モジュールの特定方法が望まれていた。本報告では,太陽電池モジュールに流れる電流を分析すると,模擬故障の前後で電流の周波数成分が異なることを明らかにした。今回,同一PCS上の異なるストリングに流れる電流の周波数分析を行い,ストリング単位の故障分析の可能性について報告する。
本誌掲載ページ: 9-10 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 411 Kバイト
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