ストリング電流監視による線間短絡故障の検出性能ーストリング電圧・日射強度・電池温度の影響ー

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-006

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Detection Performance of Short Circuit Fault by String Current Monitoring - Effect of String Voltage, Irradiance and Module-Tmperature -

著者名: 西川省吾（日本大学）,河村健一（日本大学）,千脇伸仁（日本大学）,谷村晃太郎（住友電気工業）,松下友久（住友電気工業）,浅尾芳久（住友電気工業）

著者名(英語): Shogo Nishikawa (Nihon University),Kenichi Kawamura (Nihon University),Nobuhito Chiwaki (Nihon University),Kotaro Tanimura (Sumitomo Electric Industries),Tomohisa Matsuishita (Sumitomo Electric Industries),Yoshihisa Asao (Sumitomo Electric Industries)

キーワード: 太陽光発電システム|ストリング電流監視|短絡故障|検出性能|ストリング電圧|日射強度|Photovoltaic System|String Current Monitoring|Short Circuit Fault|Detection Performance|String Voltage|Irradiance

要約(日本語): 一部の太陽光発電システムには，不具合の早期発見のためストリング電流監視が行われているが，多くのストリング監視は長期データによる発電量低下の検出が主である。筆者らは，これまで最も影響が大きいと考えられる線間短絡故障について，ストリング電流監視で，実証試験とシミュレーションによりどこまで高抵抗の短絡故障を検出できるか，検出性能を検討してきた。本論文では，さらに検討パラメータとしてストリング電圧に加え，日射強度や電池温度についても現実的な範囲でシミュレーション検討したので，その結果を報告する。電池温度はほとんど検出性能には影響はなく，日射強度とストリング電圧で大きく変化することを確認した。

本誌掲載ページ: 10-12 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 630 Kバイト