下掛け水車を用いた浮体式小水力発電装置の実用化に向けた機構の改善

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-026

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Improved mechanism on Practical Realization of Floating Small Hydroelectric Power Generator using Water Wheel

著者名: 蛭田匡祐（福島工業高等専門学校）,吉野優太（福島工業高等専門学校）,山本敏和（福島工業高等専門学校）,橋本慎也（福島工業高等専門学校）

著者名(英語): Kyosuke Hiruta (National Institute of Technology, Fukushima College),Yuta Yoshino (National Institute of Technology, Fukushima College),Toshikazu Yamamoto (National Institute of Technology, Fukushima College),Shinya Hashimoto (National Institute of Techno

キーワード: 下掛け水車|浮体式小水力発電装置|一体化モジュール|円弧状パーツ|小水力発電|Undershot Water Wheel|Floating Small Hydroelectric Power Generator|Integrated Module|Arc Shaped parts|Small Hydroelectric Power

要約(日本語): 本研究室では下掛け水車を用いた小水力発電装置に関する研究を行っている。下掛け水車は落差のない用水路や河川での発電に適している。先行研究では，浮体式小水力発電装置において，水車の羽根の形状，浸水状態，発電機の増速機構の更新による出力向上を図った。昨年度は，増速に用いる歯車構造の堅牢化，水流の妨げを減らすための加工を行った。今年度は，出力と耐久性の向上を目標として，導水路の役割を持つ円弧状パーツと動力部のパーツを一つに集約する一体化モジュールを増設，野外での発電実験を行った。装置の更新後のほうが，発電効率が大きくなっており変更箇所が有効に作用したと考えられる。

本誌掲載ページ: 48-50 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 522 Kバイト