螺旋水車を用いた浮体式小水力発電装置の小型化に向けた検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-027

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Study for miniaturization of Floating Small Hydroelectric Power Generator using Spiral Water Wheel

著者名: 吉野優太（福島工業高等専門学校）,蛭田匡祐（福島工業高等専門学校）,山本敏和（福島工業高等専門学校）,橋本慎也（福島工業高等専門学校）

著者名(英語): Yuta Yoshino (National Institute of Technology, Fukushima College),Kyosuke HIruta (National Institute of Technology, Fukushima College),Toshikazu Yamamoto (National Institute of Technology, Fukushima College),Shinya Hashimoto (National Institute of Techno

キーワード: 再生可能エネルギー|小水力発電|螺旋水車|浮体式|小型化|Renewable energy|Small Hydroelectric Power|Spiral Water Wheel|Floating|Miniaturization

要約(日本語): 本研究室では2019年から螺旋水車を用いた小水力発電装置に関する研究を継続している。螺旋水車は落差のない用水路や河川の流水のみによっても発電可能である。先行研究では，浮体式小水力発電装置において，螺旋水車の周回数，沈水状態，発電機軸の増速による出力向上を図り，スマートフォン等の携帯機器の充電が可能となった。今年度は，持ち運びを容易にするために装置の小型化を目標として，直角接続型の動力伝達機構を用いた浮体式小水力発電装置の全長を短縮し，野外発電実験を行った。発電効率を比較すると，装置全長の短縮前より短縮後のほうが発電効率が大きくなり，小型化に向けて前進したと考えられる。

本誌掲載ページ: 50-52 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 475 Kバイト