超伝導トカマク装置JT-60SAの磁場コイル用電源の開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-056

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Development of magnet power supply for superconducting tokamak JT-60SA

著者名: 畠山昭一（量子科学技術研究開発機構）,島田勝弘（量子科学技術研究開発機構）,山内邦仁（量子科学技術研究開発機構）,岡野潤（量子科学技術研究開発機構）,大森栄和（量子科学技術研究開発機構）,寺門恒久（量子科学技術研究開発機構）,NovelloLuca（フュージョン・フォー・エナジー）,FrelloGiampaolo（フュージョン・フォー・エナジー）,PerkinsMichael（フュージョン・フォー・エナジー）

著者名(英語): Shoichi Hatakeyama (National Institutes for Quantum Science and Technology),Katsuhiro Shimada (National Institutes for Quantum Science and Technology),Kunihito Yamauchi (National Institutes for Quantum Science and Technology),Jun Okano (National Institute

キーワード: 核融合プラント|超伝導トカマク装置|JT-60SA|コイル保護|Fusion plant|Superconducting tokamak|JT-60SA|Magnet protection

要約(日本語): 超伝導トカマク装置では，コイルの保護が最重要課題である。コイルには直流大電流が供給されるため，クエンチなどの緊急時には急速放電しなければ，焼損へと至る。また，コイルの絶縁破壊でコイルの短絡が生じると，電源による電流制御は喪失し，同様に焼損に至る。そのため，過電圧は確実に抑えなければならない。現在稼働中の世界最大の超伝導トカマク装置であるJT-60SAでは，安全な運転のため，機械接点・半導体スイッチ・爆発型ヒューズから成るハイブリッド直流遮断器や，コイル中点の接地，電圧リップルフィルタなどの新たな技術が開発された。本発表では，これらの特長に加え，超伝導コイルと組合せた統合試験運転の結果を報告する。

本誌掲載ページ: 102-103 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 343 Kバイト